大阪のお墓と歴史

古代から現代に至るまで脈々と歴史を培ってきた大阪の地には、古代の天皇陵を始めとして、それぞれの時代を代表する歴史上の人物や、著名人、文化や娯楽を彩ってきた人々が眠るお墓が多くあります。

大変古いところでは、仁徳天皇の陵墓と言い伝えられている大山古墳は古墳時代のお墓でも日本最大規模のものであり、世界的にも屈指の面積を誇ります。

飛鳥時代に入ると、日本への仏教の普及に努め、政治家としても偉業を残した聖徳太子のお墓(叡福寺)も大阪に在する歴史的なお墓のひとつでしょう。

時代がやや下り平安から鎌倉時代に活躍した有名な歌人である、西行法師の墓とされるお墓(弘川寺)も大阪にあり、「願わくば花の下にて」と彼の人が詠んだように美しい桜の木に囲まれた墓所です。

江戸時代の娯楽を彩ってきた、大阪の人たちのお墓もまた多くありますが、著名なところでは、大阪の庶民風景の活写で知られる井原西鶴、人形浄瑠璃の始祖である初代・竹本義太夫、歌舞伎の世界に目を移せば、和事の名役者であった初代・坂田藤十郎などの墓、また、現代に目を向ければ、喜劇役者として大阪はおろか日本で知らぬ人のおらぬ藤山貫美の眠る墓など、大阪が文化と娯楽の中心であり続けた歴史が至る所に存在しています。

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